「駆動系オーバーホール」(2005/11/27)

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センタースプリングがヘタリ気味な兆候と、Vベルトも磨耗しているんじゃないかという事で、駆動系のオーバーホールをする事にした。
プーリーカバーを外してみると、前回バラして組み上げた時にグリス類を多く使用し過ぎたせいで、プーリーケース内は結構油っぽくなっていた。プーリーケース内は油分を嫌う部位とグリスが必要な部位が混在しているが、私は必要な部位に多めにグリスを塗布してしまっていたようだ。加えてグリスが必要な部位は回転もするので遠心力で余分なグリスを飛ばしてしまっていたようだ。
以後、気をつけようと思う。

駆動系のパーツを全て外して、パーツクリーナーで汚れを飛ばしてやった。
特に弛んでいた訳でもないが、ネットオークションで購入したままのベルトだったので磨耗やヘタリがあるんじゃないかと幅を測定してみると、17mmだった。

サービスマニュアルでは標準値16.4mm-16.6mmで使用限度が16.0mmとなっているが、使用限度の上限よりも太いと言う事は、社外品のパーツなのだろうか?

「ガレージささを」にストックしてあったネットオークションで落札したアドレスV100用新品ベルトを計ってみると、18mmもある。これも純正ではないという事ね。
Vベルトの太さは動力性能に関わる部分だから基準値内が良かろうと思うが、折角バラしたんだから、この新しいパーツを組んでみることにする。
んで、組みあがった図。画像は無いがセンタースプリングも純正ではないが新品に交換した(バネレートは純正よりも若干固めのパーツらしい)。

外したセンタースプリングの自由長は109mm。
サービスマニュアルによると標準値110mmで使用限度は104.5となっているので、このセンタースプリングがノーマルだとしたら、まだ使えたということ。ノーマルか否かはよく分からない。
プーリーカバーの内側も油汚れがあったので、パーツクリーナで洗浄した。

全てを組み上げてみてから試乗してみたが、かけた手間ほど何かが良くなった、と言う事も無く、普通に快調、、、^_^;
ベルトが太くなったせいか、ゼロ発進の加速が若干鈍くなったかもしれない。

相変わらず、エンジン回転は若干重く、ガソリンもオイルも濃い目の状態だから仕方が無い。そろそろ初期ナラシも終了という事にして、ガソリンとオイルの再調整でもしてみるかな。。。

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