「フロントホイール塗装」(2007/03/20-2007/03/24)

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嫁の父親にドナドナしたV100だが、実は納車の段階でフロントホイールが若干歪んでいた。確かネットオークションで1000円以下で落札して入手したものだったが、パッと見まあまあだったので事前に歪みチェックしなかった私のミスである。
組み込んだ後の試乗で概ね問題なく走行できたが、色々な乗り方を試してみたところ、前輪加重が抜け気味(ギャップを踏んだ直後)になるような状況でハンドルに振れが生じる。また、真っ直ぐに走っていてハンドルに余計な力を加えたりしても振れが生じていた。車両を止めて前輪を持ち上げて回転させても若干の歪が確認できた。「こりゃ新たにホイールを手配しなくっちゃなぁ」などと嫁に言ったら、「そんなに酷いの?」ということで、嫁も試乗してみた(この時嫁は妊娠9ヶ月(-_-;))。
そしたら「全然異常を感じないよ」との事で、取り合えずこのまま納車することにしたが、納車後1ヵ月後に嫁の父親に会ったら「踏切を渡っている時にハンドルがブレる」とのとの事。やはりこのまま放置は出来ない。不安の残るフロントホイールで万が一の事があってはいけない、と思い早速歪みの無いホイールを手配したが、、、、、、中途半端に張り切ってオールペイントして(ホイールまで)完成、納車してしまったため、新たに手配したホイールも塗装しなくてはならない(-_-;)。
塗装は塗装環境を整えるのがどうも「大仕事感」があり腰が重い、また、「GARAGEささを」には他にも塗装案件が無いことは無いのでどうせ環境を整えるなら、そういったのも、まとめて塗装したいなぁ、、、等と思いつつも今日に至ってしまった。

(2007/03/20)

あれこれ考えているだけでは事は先に進まないので、このホイール1本だけを塗装する事にした(何となく、もったいないけど)。

思い立ったら吉日かどうかは分からんが、この日は会社を早めにハネてウチに帰ったら、嫁は軽自動車で外出中だったので、ガレージ内のバイクを前進守備させてガレージの奥に塗装ブースのスペースを確保して、180cmx180cmのブルーシート4枚で即席の塗装ブースを作った。

これが新たに手配した歪みの無いフロントホイール。
塗装の密着を良くするために、スコッチブライトのような物で表面を軽く荒らす。
ベアリングが入る穴の内側とディスクプレートの取り付け面は塗装が乗らないようにマスキング。
反対側もベアリングが入る穴の内側をマスキング。
ホームセンターとかで売っているS字フックで吊り下げる。
この状態からホイールには素手では触らない。
脱脂もこの状態でパーツクリーナで行った。
マスクとビニール手袋と腕袋。
この腕袋というのが塗装作業の時何かと重宝する(特に夏場は)。
今回使用する塗料。
右は下地の白、左が上塗りの黄色。上塗りだけウレタン塗料です。

以前、塗料のオカジマで教えてもらったが、下地を吹いて下地が完全硬化する前なら、そのまま重ね塗りしても大丈夫との事。下地が完全硬化したらペーパーで荒らさなくてはならないとか。
んで、そそくさと塗装しちゃう。
もちろん塗装前に缶スプレーはお湯に漬けて内圧を上げてやりました。
反対側。
今までの蓄積からか、結構上手い具合に作業は進行、塗装面もいい感じ。
下塗りから6時間後、仕上げのウレタンの黄色を吹いた。
因みにこの6時間の間に娘さんの綿棒浣腸をしたり、娘さんをお風呂に入れたり、飯を食ったりしておりました。
反対側。

事前の準備とか、塗装作業そのものとかに「大仕事感」が私の中から払拭できないものの、やっちまえば案外チャッチャカ作業は進む訳で、、、。

やっぱ、まずは腰を上げる事が大事なのね。
形が微妙に複雑な所も、まあ、綺麗に塗装が乗りました。
タイヤが収まるココは塗装しなくても良かったのかもなぁ。
でもマスキングの手間を考えると塗装して正解なのかも。
塗装が乾くまでに次の段取りを考えつつ、次の工程で必要な部材をチェックしてたら、ベアリングやエアバルブは手配済みだったが、ベアリングの間に入るカラーを手配していない事に気が付く。
ガレージに転がっていた、歪んでいて使用不可のホイールからカラーを取り出して使うことにした。

ベアリングプラーでシコシコとベアリングを抜く。
んで、カラーの摘出完了。
使用頻度が、、、、、なんて考えた事もあったが、持っていれば意外と使う物である。
この日の塗装作業は気温7度、湿度30%でした。

夏場のくそ暑くて湿度80%とかに比べると遥かに塗装の環境としては良かった。

でも、きっと花粉も吸い込んでいるに違いない。

(2007/03/21)

翌日、マスキングを剥がした。
本当は半乾きくらいで剥がした方が良いのだろうが、組み立てた後に見える部位ではないので、まあ、いいでしょう。

反対側も。
こちらも組み立てた後に隠れるところなので、マスキングの丁寧さに手抜きをしたが、手抜きしたなりの仕上がりか。。。
「GARAGEささを」は狭いので、そそくさと簡易塗装ブースを撤収した。
次なる工程で使用するパーツ。
ベアリングx2個、オイルシールx1、エアバルブx1は新品手配。
スペーサーは中古品。
念の為に塗装したホイールに熱を入れて硬化の促進。
ハロゲンヒータで5時間くらい熱を入れた、本当か嘘かは知らないが、自然放置だと7日間くらい掛かるとか聞いたことがあったので。。。
ホイールの塗装の熱入れの待ち時間を利用して?

娘さんのバスチェアーの加工をする事にする。
お風呂場で使い終わった後に邪魔なので吊り下げられる様に、引っ掛ける為の穴あけ加工。
「GARAGEささを」にあったドリルははΦ6.5mmが最大だったので、こいつで穴を開けてやった。
して、こんな感じで風呂場に吊り下げる事が出来るようになった。
「GARAGEささを」のデフォルトフォーメーション。いつもはこんな感じで軽自動車で蓋をされている。
使い勝手はあまり良いとは言えない。
(2007/03/22)

結局パーツの取り付けは翌日になってしまった。

新品のベアリングにはグリスが入っているが、さらに、いつものZOILを追加で入れてやる。常時回転、高回転する部位のベアリングは満タンにグリスを詰めれば良いという訳では無いそうだが、、、満タンに詰め込んでしまいました(-_-;)

片面はシールされていないから、回転すれば余計なグリスは飛んで行ってくれることでしょう。。。って、いい加減。。。

ディスクプレート側のベアリングを打ち込む。
その上にシールを打ち込む。
ホイールを、ひっくり返して、カラーを挿入。
んで、ベアリングを打ち込む。こちら側にはシールは無い。 
お次はエアバルブ。
取り付け完了。
だが、このエアバルブの組付けには少々時間が掛かってしまった。専用工具を持っていないのだが、今度買っておこうかなぁ。
(2007/03/23)

3月22日にタイヤを買いに行こうとしたがラフロの定休日だったので、その翌日の会社帰りにラフロに寄ってタイヤを購入。
今回は、それ程選択肢があった訳ではないので、すんなりと、このタイヤに決定。
もしかしたら、IRCのタイヤを購入したのは初めてかもしれない。

お値段は、2866円。
(2007/03/24)

タイヤ組み込みセット。

ちゃんとビードワックスも使います。
ビードの片側挿入完了。
反対側も無事入った。

個人的にはタイヤの組み込み作業はあまり好きではない。
エアーを入れてビードを乗せる。

個人的にはこの作業は好き(^.^)

因みに今回の作業の下敷きにしているのは、嫁が独身時代に使っていたバスマット(まったく萌えーしない)。結構ガレージ作業での出番が多く重宝している。




さて、ココまで準備できたから、日程調整して大磯の嫁の実家に行って装着する段取りを「組まなくては。。。。

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