「Fブレーキ修理」(2009/04/26)
通勤途中に目の前の信号が赤になったので、左右のブレーキレバーを握り、止まろうとしたら、突然右レバーだけガクンッ!と握り切れてしまった。少々焦ったが、左レバーが前後連動で通常は左レバーだけで充分制動できるので、近くにあったコンビニの駐車場に移動して、ブレーキホースを点検し液漏れが無いことを確認した。が、見える範囲で液漏れしているところは無い。 見えない箇所で液漏れしていたら嫌なので、レバーの握りこみは控えめにした。 会社はすぐ近くだったので、会社に向かい駐輪場で更に液漏れを確認したが、異常なし。キャリパーも一応確認したがこの段階ではよく分からなかった。 そのまま放置して仕事をして昼休みに再度確認をしてみたら、レバーの握りこみ量が正常に戻っていた。うーん、不思議だ。 そして午後の仕事も終わり、少し走って右ブレーキレバーを握ってみるとシャリシャリと音がしたので、有り得ないことではあるが、全てを悟りました。 バッドのシューがバックプレートから剥がれたな、とね。 組み付けられた状態では見難かったが、キャリパーを再点検してみるとどうも内側のシューが剥がれたようである。 そのままNAPSに行って、パッドを購入いたしました。 |
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んで、キャリパーを車体から外して見ると、写真のように右レバーに連動した上の内側のパッドのシューが無い。 | |
この写真は本題と関係ないが、右が右レバーに連動したパッド(剥がれなかった方)、左が右レバーに連動した(前後連動)パッド。 同時に新品のパッドを入れても、コレだけ減り方に差があります。一つのキャリパーでパッドの減りに差が生じるのは構造的に当たり前だとは分かっていても、何となくすっきりしないものである。 |
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パッドを全て外してみると、左下のシューが剥がれたパッドのバックプレートの本来シューが張り付いている面が錆び錆びであった。 シューとバックプレートの接着が不充分で、隙間に水分が入り錆びることによってシューが剥がれてしまったのでしょう。 もちろん、こんなトラブルは初体験です。 安いからとネットオークションで1台分をセットで購入したものでしたが、場所が場所だけに安かろう悪かろうでは済まされないよなぁ。。 |
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パッドを外したついでにキャリパーの丸洗い。 | |
今回手配したのは、いつもの?べスラのシンタード。 本来は「GARAGEささを」の指定銘柄はこいつだったのに、安さに走ったのがいけなかったね。 そういえば、材質は何か知りませんが、べスラのパッドのバックプレートが錆びているのを見たことが無いな。 |
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キャリパー洗浄後、水分を飛ばした後は、ピストンにシリコングリスを塗布して、お約束のモミモミを行いました。が、どうも、ピストンの動きは渋目でした。 | |
組み付けて、作業完了。 | |
走行距離は27603km。 因みに、この日の作業中に、フロントホイールのベアリングにガタが発生している事を確認、近日中に修理の予定。 |
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「GARAGEささを」前から見える風景。 私は結構気に入ってます。 |
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