「GSF再生計画&車検」(2006/04/17-2006/05/31)

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元々は、リアサスのオーバーホールをしよう、と思ったのがキッカケで、GSFのリフレッシュ大作戦が始まった。ここのところ全然GSFには乗っていない。面白いバイクなのだが、あまり乗る気がしなかった。理由は分かっていた、リアサスが抜けてしまっていて、各種調整機構をイジって誤魔化すという状態すら超えてしまっており、調整機構をイジっても何の変化もないような状態。サスの抜け切ったバイクでも、たまに乗ると、バイクの動きというものを再確認させられる、という点での興味深さはあるものの、やはり安全で楽しく、とは別物である。

このままではもったいないので、リアサスをオーバーホールに出してやる事にする。

無論、車体からの取り外しは自分でやるとして、どういうルートでオーバーホール(OH)を依頼するか?だが、どこぞのオーリンズ取扱いショップに依頼しても、ラフロ経由でお願いしても良かろうとは思ったのだが、今回は宅急便でオーリンズの正規代理店の「ラボ・カロッツェリア」に送ってOHしてもらおうかと考えていた。そこでラボ・カロッツェリアのHPを見ていたら。。。

比較的近所に「uno per uno」という「ラボ・カロッツェリア」のアンテナショップがあることが分かったので、早速電話連絡を入れてみると、OHを受け付けてくれるそうなので、会社から速攻でウチに帰って、外しておいたオーリンズのリアサスにパーツクリーナを吹き掛けてウエスでフキフキして、気持ち程度にお掃除して(汚いままだと失礼ですから)スカイウエーブ400のシート下トランクに入れて、「uno peruno」にGO! スカイウエーブ400は二輪車ETCのモニタ車両の割にはあまりETCを使っていなかったので、あえて第三京浜を使う事にする(結構律儀)。都築ICから玉川ICまでの区間を走る。途中、川崎ICを素通りした訳だが相変わらず川崎IC(だけ)は混んでいます。降りようとする車両が本線にまではみ出ていた。頭の片隅で光ファイバーを引いてスペックの低いPCを使っている状態をイメージしてしまった。

と、玉川ICを降りて環八を羽田方向に走って程なく左手に「uno per uno」がある。私はココはアンテナショップなのでサスを預かって本社に送ってOHするのかと思っていたら、このショップ内でOHも行うのだそうな。お店の人の話では今は本社の方が混んでいて日数が掛かるらしい。私はこのお店の定休日の前日の夜にOHを依頼したから翌々日の会社帰りに受け取りに行ったが、営業日の朝イチで依頼すれば同日の夜にはOHは完成しているそうな。サスを外したのだから、「ついでに」スイングアームやリンク周りの洗浄&グリスアップも行う事にするのだが、私にとって「ついでに」は、毎度の事ながら、「ついでに」が「ついでに」を呼んでしまう、悪魔の囁きである。

(2006/04/17)

事のキッカケはこのオーリンズサス。何年前に買ったんだろうか?多分98年か99年に購入したのだとは思うのだが、余り記憶がはっきりしない。購入から今日に至るまで1回だけしかオーバーホール(OH)していない。

見た目もだいぶ汚いねー。

サスを外した車体側。
いつもは大掛かりなメンテをする時は念入りな洗車をしてから行うのだが今回はガレージの奥まった所にGSFが置いてあったので洗車をせずに手を付けてしまったが、やはり洗車してある程度綺麗にしてからメンテするのが基本だと思ふ。

しかし、汚いねxs。

(2006/04/19)

リンク、、、

汚過ぎ、、、^_^;

ベアリングの洗浄は以前にもやったことがあるが、とても手間が掛かるので、洗浄に手間が掛かるんだったら、ベアリングの打ち換えをやっても良いんじゃなかろうか?サスもOHしたものを組み込むのだし、ベアリングも新しいものにする事に決定。早速近所のSBSに注文をした。ベアリングを打ち換えるのだから古いベアリングを抜かなくてはならず、とりあえず手持ちのベアリングプラーで抜けるか試してみると、、駄目でした。深さが足らなかった。

 

まっ、ベアリングプラーセットは新規に購入するとして、外したパーツの洗浄。

リンクもパーツクリーナで洗えば取り合えずここまでは綺麗になる。

(2006/04/24)

スイングアームがリアブレーキキャリパをホースから外さないと、単体にならず、作業性が悪いので、スイングアーム内側にリベット留めされている、リアブレーキホースが貫通するループをタガネで落とす。

 

リベットが打たれていた場所に穴を開けようとしたら、スイングアーム間に手持ちの電気ドリルが入らなかったので、リューターにドリルの歯を付けて穴を開けた。
タップを立て、ループをネジ留め出来る様にした。

まあ、こんなものでしょう。
ネジをゴチャっと放り込んでいるケースから未使用のポジポリーニが出てきたので、こいつで留めてやる事にする。スイングアームの内側なので見えるところではないけど贅沢なチョイスだ。4本入りで1200円だから1本300円か、、、やっぱ贅沢だ。

 

リア周りを外されたGSF。
シートカウルにもかなり埃が溜まっているなぁ。
一応、リアサスの取り付け部分をパーツクリーナーで洗浄した後の写真。

ブレーキキャリパも汚いので洗浄してピストンのモミモミする予定。
(2006/04/29)

そうこうしているうちに、ちゃんとした?ベアリングプラーを購入したのでベアリングを抜いてみる。

リンクバーに繋がるスイングアームのベアリングも抜きます。
ネジ込んで引っ張り出し切れなかったので残りはスライディングハンマーで抜きます。この後、スイングアームのピボット部分のベアリングも抜きましたが、このベアリングは奥行きが長く、新調したベアリングプラーでも歯が立たず、機転を利かせてベアリングインストーラで打ち出す形で抜きました。

ベアリングを全て抜かれたスイングアームとリンク。
油っ気のあるパーツを抜かれた状態なので、一緒にお風呂に入りマジックリンで念入りに洗浄。
私はバイクのパーツとお風呂に入ることが、ちょくちょくあるが、そんな私を見る奥様の視線は暖かい筈も無い。
お風呂に入る前に気まぐれにリンクの角質を取ってあげたりしてました。

まあ、綺麗になりましたわ。
専用工具は高価なので、ホームセンター購入した建築部材のナットとワッシャーがベアリングインストーラとなる。

新しいベアリングの圧入後。
ベアリングは新品でグリスはついているがさらにグリスを練りこんでおきました。今回ベアリングに使ったのはZOILのグリスです。
「GARAGEささを」では、チキソグリスが定番でしたが、このZOILのグリスも評判が宜しいので今回新規採用しました。グリスそのものが透明感があるものなので、劣化とかが判別し易そうで良いかもしれない。

リンクバーに繋がるスイングアームのベアリングも新しいものを圧入。
スイングアームピボットのベアリングも同様に新品。

スイングアームピボット周辺もパーツクリーナで洗浄。
反対側もね。

(2006/04/30)

スイングアームをフレームに取り付ける前にリンク周りを組み立てておく。

オーバーホールから上がってきた、リアサスの上部を取り付けてからスイングアームを取り付けた。

ついでに、リアのホイールベアリングも交換する。
もう、新しいベアリングプラーにも、だいぶ慣れてきた。
最初は使い方を間違えていて締め込みボルトを少々傷めてしまったりしましたけどね。

(2006/05/01)

ハブベアリングはパーツの手配ミスで今回は交換しませんでしたがシールを外して古いグリスを落として、ZOILグリスを入れてやりました。

新品のシールを打ち込んで完了。左に見えるのが打ち込みに使ったインストーラ。

ハブダンパも今まで交換したことが無かったので、新品にしてやる。
ハブを取り付けてリアホイールの作業は完了。

ホイールを取り付ける前にキャリパ洗浄をして、ピストンにシリコングリスを塗布してモミモミしようとしたら、ピストンの戻りが異常に硬い。ペダルを押してピストンを出している時にキャリパーとピストンの間からダストシールがムリムリと出てきてしまいました(ガーン!)。
ダストシールが脱腸状態になってしまったらキャリパーのオーバーホールをするしかない。
でも、何故かリアキャリパオーバーホール用のパッキンセツトの在庫があったので、うろたえることなくオーバーホールに取り掛かる。
トルクロッドとシャフトを仮組みして、力をかけられるようにしてから、キャリパーの合わせボルトを緩めました、とさ。

この段階でスイングアームのブレーキホースが貫通しているループをネジ留め式にしたのが意味無いじゃん状態となる。結局キャリパの取り外しだもん。

んで、バラバラにして、パーツ洗浄。
折角バラしたからには、ディスクサンダーにフエルトパフを付けて白棒を付けてピストンを磨いてやった。左が磨いた後、右が磨く前。

合わせボルトのネジ山もサビサビなので、こちらはリュータに真鍮ブラシを付けてネジ山を軽くサラってやりました。左が処置後、右が処置前。
んで、キャリパのオーバーホール完了。

チェーンも洗浄してリア周りの組み立て完了。
タイヤも真ん中だけが減っていて、断面のラウンド形状が宜しくないのでタイヤ交換もしたいところだが、今回は見送り。

オーリンズのリザーバタンクもイニシャルアジャスタも所定の位置にちゃんと固定いたしました。
これが全てではないと思うがが、ここまでの作業で交換したパーツ群。

リアブレーキのマスターのリザーバータンクを覗いて見るとブレーキフルードが結構汚れている。フルードの交換も「ついでに」行うことにする。でも、リアのフルードの交換はシートカウルを外さなくてはならず少々面倒臭い。ここまでの作業をやってきながらシートカウルごときを外すのを面倒臭いというのも何なのだがね。いずれにしてもフロントのフルード交換よりも億劫感がある。
折角フルード交換をするのなら、パッドの交換もしておく事にする。減ったパッドのままフルードの液面を決めてしまうと、次のパッド交換の時にピストンが戻りきらなくなる可能性がありますので。
そこで、ガレージのジャンク箱を物色したら、赤パッドが出てきた。何年か前に安売りに釣られて購入したものだが、ディスクへの攻撃性が強かったような実績があって使っていなかったものだが、今回は、取り合えずコイツを使うことにした。
シートカウルを外したところ、グラブバーも外すので、わたし的には何となく面倒臭い感がある作業である。

リザーバータンクも液を抜くだけでなく、お掃除も致しました。
今までついていたベスラのシンタードパッド。効き具合もまあまあで、雨の日も問題なく、減り具合もノーマル並みなので結構気に入っているパッド。
まだ使えるけど、今回は交換。記念に?パッドの厚みを測定。

新品の赤パッドの厚みは9.7mm位。
装着したところ。

 

使用したフルードはCastrolのDOT5。DOT4の在庫もあったが、何となくDOT5の方がサラサラ感があってエア抜きし易いような気がしているのでこちらを選択。でもDOT4よりもDOT5の方がシールに悪いような噂も聞いた事があったりして。。。
何年も使っているワンマンブリーダ。確か6000円くらいだったと記憶しているが、とっくに原価償却しているな。

吸い取ったフルード。汚い^_^;
エア抜きは表と裏の2箇所。

 

ダイアフラムがかなり変形しておりましたが、今回はこのまま再使用。次回は新品に交換だな。 
 綺麗なフルードで満たして蓋をしめて完了。

 

(2006/05/02)

続きまして、作業はフロント側に移ります。フロントホイールとフォークを外しまして。。。。

ステムベアリングの打ち換え工程に入ります。

うっ、サビサビです^_^;。
ステムを下から抜いて、下側のベアリングレースの写真。錆とグリスの混合物が^_^;。
以前、無理やりスプレー式のグリスを隙間から噴射したものの名残かも。

 

汚れを拭き取ってもベアリングレースには錆が。
アッパーベアリング。クリスが汚く劣化して硬化している感じでした。

ロアベアリング。こちらも凄まじいですね。
薄いタガネとハンマーでステムシャフトからベアリングを抜き取る。 

 

 

アッパーベアリングレース。劣化したグリスが汚い。
汚れを拭き取ってもこの通り。

 

バールでベアリングレースを打ち抜きました。
「ついでに」フロントフォークのオイル交換にも手を出しています。前回いつオイル交換したのかさえ覚えていないが、オイルは結構綺麗だった。

(2006/05/03)

「ついでに」フロントホイールのベアリングも交換。

片面だけシールされているタイプだったのね。動きはそんなに悪くは無かったがグリスは硬化していた。 

 

内径31mmのエンビのパイプを被せてパンタグラフジャッキで圧入。グリスもたっぷり練り込んでやりました。
アッパーベアリングレースはベアリングインストーラーで打ち込みました。こちらもグリスは、たっぷりと、ね。

ステムシャフトを挿入。パイプの内側の錆対策はしなかったな。
フロントフォークにオイルを満たしてエア抜き中。油面は110mm。

 

 

ホイホイとフロント周りの組み立て完成。本当はそれなりの手間隙はかけたけど、写真を撮っていないだけ^_^;。
フロントブレーキのフルードも汚い。交換が必要じゃ。 

 

フルードを抜き取り、ウエスやら綿棒やらで内側も洗浄。
フルード入れ替え&エア抜き中。

当然、クラッチのフルードも交換。
こちらもマスター内を綺麗にして、フルードを満たしてエアー抜きするのだが、レバーを握ると潮吹き状態になるので、セロテープで潮吹きをブロックする。

 

フルード入れ替え&エア抜き中。
(2006/05/04)

メーターのランプも幾つか点灯しないものがあったので「ついでに」修理。

ランプ類は発注する時に多めに発注して在庫しておくと後々便利ですよね。
スピードメータランプは電球の交換で直ったけど、燃料計のランプは電球を変えただけでは直らなかった。ハーネスの何処かが切れているようで、昔ハーネス切れで複数のランプが点灯しなくなった事があって一度ハーネスAssyを交換した事があり、その時のハーネスを修理して保管していたものがあったので、そいつと交換して無事、燃料計のランプも点灯してくれた。

 

 

「ついでに」スピードメータのカバーを留めるネジ穴の修理をする。写真のように転倒とかすると、ネジを留めるボスが折れたり裂けたりしてカバーをビス留めできなくなるので、ビニールテープでメータとカバーを固定するのが、ある意味GSFのお約束でもある。
取り合えずいつものプラリペアの登場。。。んっ?でも、メーターのプラスチックってポリプロピレン?だとしたらプラリペアは使えないな。。
まあ、いいや、駄目なら他の手を考えよう。

 

メーターカバーに残ったビニールテープの糊の跡。硬化して粘着力が無くなると新しいビニールテープを貼り付けるので多分5層位の糊が付いている筈。硬化してカチカチになっていたのでパーツクリーナーを吹きかけながらコリコリと地道に糊を剥がす。メータ側もね。
プラリペアで穴を埋めてドリルで予備穴を開けて、セルフタッピングスクリュをねじ込んで完了の筈だったが、、やはり材質がポリプロピレンだったらしく、セルフタッピングスクリュをねじ込んだら、硬化したプラリペアが綺麗に抜けた^_^;

結局アロンアロファで穴を埋めて、というか内径を小さくして、セルフタッピングスクリュをねじ込めるようにした。
一応気休めかも知れないが、ボスの外周にタイラップを巻いて補強。

 

 

さらに、ノーマルよりも長めのセルフタッピングスクリュを使用してメータとカバーを固定してメータ周りは完了。
(2006/05/05)

この日は気分転換?も兼ねてガレージの大掃除。床まで水洗いしてリフレッシュ。

 

 

(2006/05/06) 
前から一度はやってみたかった、ガレージ飲み会を開催。凄く楽しかった(^・^)。
(2006/05/08)

さて、お楽しみ企画も無事終わった事ですし、お仕事、お仕事。


次なるお仕事はタンクを下ろす必要があり、満タンだったGSFのガソリンを他の車両に移し変えてタンクを軽くします。

タンクを下ろしまして。
キャブレターを外しました。考えてみると他の車両のキャブレタは何度か降ろした事はありますが、GSFのキャブレタを降ろしたのはこれはが初めて。

 

摘出したキャブレタ。
外側はともかくボアを覗いてみても、予想よりは綺麗だった。

 

 

(2006/05/09)

フロート室を外してキャブクリーナで洗浄、

フロートとか各種ジェット類を外します。 

 

キャブボディをキャブクリーナーで洗浄。受け皿に溜まった汚れは主に外側の汚れ。
細かいパーツはキャブクリーナに浸け置き洗い。

(2006/05/10)

キャブのオーバーホールの機会にダイアフラムの交換も予定しており、パーツ待ちの時間を利用して「ついでに」ヘッドカバーも開けちゃう。

 

キャブまで外してあるから、結構すっきりしたものです。

 

 

タペット調整を行います。何年か前に某有名ショップにて1回だけタペット調整をやってもらいましたが、それっきりでした。調整前のクリアランスを測ってみたら全て均一にクリアランスが狭くなっていました。某有名ショップはそれだけ正確にクリアランスを揃えて調整してくれたということなんだなぁ、と、少々関心。 
タペット調整に使った工具。 

 

 

仕上げにはトルクレンチで規定トルクで締め込みました。
(2006/05/11)

そうこうしているうちに、キャブの細かいパーツの浸け置き洗いも終わり、ダイアフラムや細かいパッキン類も手に入ったのでキャブの組み立てに入ります。 

 

 

いつものようにキャブの組み立ては埃を嫌って室内で。
今回は有難い事に、お友達からインナーパーツキットを頂いたので、そいつも組み込みました。 

 

ホイホイと組み立ては完了。
加えてお友達から、延長アイドリングアジャストスクリューも頂いたので、取り付けます。
GSFのノーマルのアジャストスクリュはセンターについているので暖気後のアイドリングアジャストは手袋無しでは手を火傷してしまいそうなので、延長するととても便利なので、前から欲しいと思っておりました。

この、延長アイドリングアジャストスクリューはもともと他の車種用らしいのですが、GSFのキャブのフロート室のビスと共締め出来るようにブラケットの一部が削られていましたが、ちょっと削りが足らなそうだったので、もう一息リュータで削ってやった。
して、無事取り付け完了。 

 

 

これでキャブのオーバーホールは完了。
(2006/05/12)

キャブを取り付ける前にアクセルワイヤとチョークワイヤをワイヤインジェクタで注油。普段は注油し難いところですからこういう機会を利用してね。

 

 

キャブ実装完了。
スイッチボックスも外して。。。

 

 

接点復活剤をスプレーの後コンタクトスプレーを吹いて接点周りもリフレッシュ

この段階でまだヘッドカバーは取り付けていなかったりする^_^;。
ガスケット類のパーツ待ち状態です。 

 

  キャブを下ろした時にエアークリーナボックスも外してガッツリ洗ってあげようかと思ったが知恵の輪状態で上手い具合にフレームから降ろせそうに無いので諦めた。実装状態でのパーツクリーナでの洗浄に留める。

(2006/05/16)

ガスケットが入手できたので、ヘッドカバーの取り付け準備。
わたし的には古い液体ガスケット剥がしと、新しい液体ガスケットの塗布作業があまり好きではない事が判明。

昔から使っている液体ガスケット。

ガレージに何故かK&Nのフルターがあったので、コイツを取り付けてやることにした。
もともと奥さんの所有物だったらしい。

  (2006/05/17)

キャブの同調を取ります。

GSFは同調をばっちり取っても、あまり上品なエンジンの回り方はしないのよねぇ。
あと、タペット調整は狙ってクリアランスを広めに取ったんだけど、ちょっと広すぎたかなぁ、、、、、、と、思われるような音のような気がしたなぁ。 

 
  ヘッドカバーを外す時にはJAMA製のエンジンガードを取り外す必要がありましたので、今度は取り付けです。

JAMAガードの取り外しと取り付けは余り好きな作業ではない。 

 
  ココのナットとボルトの取り付けが、工具が入り難くてイライラするから。

(2006/05/18)

GSFのウインカーの中は湿度が高い。結果金属パーツが錆びる。
前々から錆びている事は知っていて、「こりゃ電球の球切れがあった場合は錆で固着してしまっていて電球の交換ができないなぁ」などと考えておりました。

気長にネットオークションでウインカーを探していたら、GSX400用?のウインカーが出品されていたので落札。
上がGSF純正で下が落札したもの。純正の方がリード線が長いが、GSFの場合は無駄にリード線が長い感じなので、落札したリード線の短いウインカーの方が収まりが良かった。

バッテリーも充電しておきましょう。 

 
  いつもメンテナンス記録を画像付きで残しているけど、何キロの時点でのメンテナンスだったのかが、判らなかったので、走行距離を記録。

(2006/05/23)

ハンドルを外しまして。。。

 
 

ヘタっていた、左側グリップを交換してあげましょう。何故か新品左側グリップは在庫してあった。左が新品、右がそれまで付いていたグリップ。随分と減ってますね。

何故かグリップのツバの大きさが違う、、違うパーツナンバーのものか?

パンク修理キットのセメントで接着。
(後で話を聞いたんですが、パンク修理キットのセメントでグリップを接着すると夏場にセメントがデロデロになってグリップが緩むそうな^_^;)

 
  「ついでに」ポイントカバーも軽く磨いてやりました。

(2006/05/24)

GSFのノーマルミラーは使い込んでいくと、中で何かが外れるのか、エンジンの振動でカタカタと煩いのが気になっていた。特にアイドリング時。ミラーを単体にして振ってみても、カタカタと音がする。この音は鬱陶しいので、このカタカタを抑えるべく、ミラーのカバーにドリルで穴を開けて。。

手近に有ったコイツをぶち込みました。

ら、入れ過ぎてミラーの端から、ムリムリとはみ出てしまった^_^;
固まる前に拭き取ってパーツクリーナーで綺麗に致しました。

 
  次にミラーを固定するナットが錆付いていたので、ミラーを万力で固定して、ナットを無理グリ外しまして、錆取り剤湿布で錆落とし。

オイル交換もやりましょう。いつもの事だけど、中途半端に余っているオイルをフラッシングオイルとして使います。といっても、今回シルコリンは未開封でしたけど、、。

 
  オイルフィルタも交換。

フラッシングの後に安売りの時に買い置きしてあった、いつものモチュール300Vを入れてやります。

 
オイル注入直後の琥珀色のオイル。

エンジンを3分かけてから1分放置した後の状態、、、琥珀色の命は短い。
たまにはオイルクーラーのオイルも抜いてから、新しいオイルを入れた方が良かったかな?

 

錆取り剤湿布してもイマイチ錆の落ちが悪かったミラーのナットの内側をリューターに真鍮ブラシでサラってやったら、こんなに錆が出てきました。

物理的に錆を落とした後の仕上げは、花咲かGの錆取り剤で仕上げです。
この錆取り剤は錆が落ちた後、しばらく防錆効果があるので使いやすいです。 

 
 

(2006/05/18)

フロントブレーキのマイクロスイッチのボッチが磨耗していたので、こいつも交換してやりました。 

 

(2006/05/31)

車検が2006/06/11で切れるので、05/31に予約を取り、無事(光軸調整をすることも無く)、一発合格でした(^.^)

継続車検書類作成  500円
検査登録印紙    1400円
重量税印紙      5000円
自賠責        20150円

 
   
   
   
   

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