「車検」(2007/04/16)

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我が家で比較的稼働率が高い割にはあまり面倒を見てあげていない、軽自動車HONDA That'sも新車購入してから早いもので3年を経過した。そう、車検をしなくてはならない。
車検自体はバイクなどで、ほぼ毎年自分でやっているが、自動車は初めてだ。でも車両は車両なので大同小異であろうと思われ、ユーザー車検の予約から。
電話予約やインターネット予約が可能で私はいつもバイクは電話予約していたが、今回はインターネット予約をしようとネットを叩いていたら、何故か軽自動車の予約は出来ないと記載されていた???

んっ?何で何で?と色々とネットで調べてみると、軽自動車は陸運事務所の管轄ではなく軽自動車検査協会の管轄なんだそうな。

仕事の日程と相談して、4月16日なら休暇が取れそうなので、軽自動車検査協会に電話して4月16日の午前の予約を入れた。

整備記録もちゃんと作らなくてはならず、前日4月15日の夕方から(夕方まで嫁が軽自動車を使っていたから)自動車の点検を行った。
ファンベルトのたるみとか、ディストリビュータキャップの点検項目などあるが、エンジンルームを開けてみると、おやおや、そんなものはどこにもございません。
ファンベルトとかに代表されるVベルトは、昔の車なら、ファンベルト(縦置きエンジンのみかな?)、発電機、エアコンのコンプレッサ、パワーステアリングのオイルポンプ?とかに使われていて、エンジンルームを覗けばVベルトは何本か有った筈なのに、我が家のHONDA That'sにはそれらしいものが無く、どうやらそういった補機類は全てギア駆動のようである。

ふむ、私が時代遅れなのか?はたまたHONDAはバイクメーカーでもあるからバイクっぽくエンジンを作っているのか??
同じく点検項目にある、ディストリビュータキャップも見当たらず、それ以前にプラグはどこかな?と探してみたら、なな何と、噂には聞いた事のあるダイレクトイグニッションなるものが我が家の軽自動車にも採用されているようで、そりゃディストリビュータキャップなんぞ有ろう筈もございません。
ダイレクトイグニッションって、グレードの高い自動車に付くものではなかったのか??
「GARAGEささを」の受付嬢候補生は、只今お試し保育中なので、朝、保育園に送っていってから、一旦ウチに戻り、軽自動車で嫁と軽自動車検査協会試験場に向かった。
試験場は9:00からやっているようであったが、我々が到着した時点で10:00位だったかな。

予約確認、納税確認をして自賠責に入ったり代書を作ってもらったり、重量税を払ったりと、流れに乗って処理を進めていったが、リサイクル預託金?を収めねばならぬのだが、これを収める為に、何やら小ぶりなATMのような機械で入力操作する必要があるらしいのだが、その機械が故障中(2台在って2台とも)の為、収める事が出来なかった。カウンターの係りの方によると、後日連絡をするから払いに来ておくれ、との事。(うーん)

これら事務的な処理が終わり、いよいよ車両の検査なのだが、初めてユーザー車検をする人は「まず見学して下さい」との事でしたので、見学させてもらう事に。この段階で2レーンある検査ラインにはそれなりの台数の車両が並んでいたので、嫁に検査待ちの車の列に並んでもらっておいて、私だけ見学する事にした。

「見学して下さい」と言うだけあって、ちゃんと見学用の通路が設けられており、検査の各工程の様子を間近で見学する事が出来る。
きっちりと、3、4台の検査は見学しただろうか、そうこうしているウチに我が家の軽自動車の検査の順番が近づいてきたので、嫁と車の運転席を交代して、私が運転席に座る。

「写真は検査ラインに入るところ」

最初は「同一性の確認」とかでボンネットを開けて打刻と車検証の記載が一致するかを検査員の方が目視確認する。検査が始まる前にボンネットを開けるノブを引いて待つことにする。
加えて、この同一性の確認の後に、「保安装置等の検査」とやらで、ヘッドライト、ウインカー、クラクション、ワイパー、後退灯などなどの検査を、検査員の指示により行う事は見学で見ていたので、検査員が車両の前とか後ろとかに回っての指示をするので、聞き逃さないように、全ての窓ガラスを下ろして待機することにした。何しろビギナーなものですから、もたもたしないように心がけねばなりませんからね。

で、私の番が回ってきて、ボンネットを開けて同一性の検査終了、次に、「保安装置等の検査」に入ったが、直ぐに検査員から「窓ガラスはちゃんと閉まるんでしょうねぇ?ちょっと閉めてもらえます」と言われてしまった^_^;、、、なな、何だよー、気を使ったのが裏目に出ちまったぜ。雨が降る中、車内が若干濡れちまう事を覚悟の上の配慮だったのに。。
この後、少々舞い上がってしまい、検査員の指示に対して、もたもたしながら、「保安装置等の検査」は終了。

次は「排気ガス検査」。プローブを排気管の中に入れて待つ事30秒位だろうか?計測が終了して、記録機に記録用紙を差し込んで記録して終了。

次は「サイドスリップ・テスタによる検査」だが、コレはただ単にゆっくりと真っ直ぐに車両を進めれば良いだけの事、無事終了。

次は「スピードメータ・テスタによる検査」。これも事前に見学して分かったつもりになっていたが、大きな誤解があった。私は車輪をローラーに乗せて電光掲示板に「40km/hになったらパッシングして下さい」の指示通り、スピードメータを見ながら40km/hになるのを待った。が、待てどもスピードメータの針は動かない。そしたらインターホンで「スピード出して下さい」との指示が。。。えっ、ローラーが車輪を回してくれるんじゃなくてオイラがアクセルを踏んでスピードを出さなくてはならんのか!とようやく気が付いた次第です。

 

「写真は検査ラインを出てきたところ」

続きまして、「ヘッドライト・テスタによる検査」これはライトを上向きにしておけば機械が勝手に光軸を検査してくれて合格。

お次は「ブレーキ・テスタによる検査」これも電光掲示板の指示通りにブレーキペダルを踏んだり、サイドブレーキを踏んだりするだけで合格。

最後は「下回り検査」ここは有人の検査で車両をリフトで持ち上げて検査員の指示に従い、ハンドルを右に切ったり左に切ったりするだけ。エンジンを切った状態でリフトアップするのでパワステが効かないので、ハンドルは重かった。

で、これで全ての検査は終了。事務所で新しいシールをもらっておしまいでした。 

そーいえば、整備記録の確認が無かったような気がするなぁ。。。

3年間で約22000kmだから、そんなに乗っていないともいえるが、我が家には無くてはならない大事な車両ですから次の車検(2年後)までも大事に乗らなくてはなぁ。
普通自動車の車検シールはバイクと同じ小さいシールに変更されているようだが、軽自動車の車検シールは昔ながらの大きなものでした。古いシールを剥がすのには苦労したぜ(-_-;)

嫁とも話して、2年後の車検では交換部品が発生する可能性もあるから、ディーラーに任せようか?などと思っている。


代書料        800円
重量税印紙     8800円
継続車検書類作成 1400円
自賠責        25000円
リサイクル預託金  ???

 

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