「GSX1400フレーム交換」(2007/12/01-2007/12/02)

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2007/12/01

タモさんがGSX1400のフレーム交換をしたいという事で、GSX1400の車体と、オークションで落札したフレームを「GARAGEささを」この日の午後に運び込まれた。
私もお手伝いとして作業に参加した。
考えてみればインジェクション車両を弄るのは初めてだな。
サービスマニュアルが無かったので細部の写真を撮影しながらの作業となる。
ここまでバラしたら、フレームごと倒してエンジンとフレームを分離する事となる。
フレームの右側アンダーループを外して、ハーネス類が引っかからないようにテープで固定。
反対側も同様。
結構苦戦したが、左側のエンジンマウントボルトを外し、シリンダ後ろ側のブリーザータワーも外し、カムチェーンテンショナーのキャップボルトまで外して、ようやくフレームとエンジンを分離できた。
元々のフレームと新たに手配したフレームを比較したら、ステムベアリングが元々のフレームがテーパーローラベアリングなのに対して、新たに手配したフレームはボールベアリングだった。急遽ベアリングレースをそれぞれのフレームから打ち抜いて、新たに手配したフレームにテーパーローラベアリング用のベアリングレースを打ち込んだ。

ベアリングレースの打ち抜きはいつもの様にバールで行ったが、バールの先端が丸まっていて上手く引っかからないので、リュータでバールを削りバールの先端の角を立ててやったら、引っかかりが抜群で、作業効率が向上した。急がば回れですな。。。。

取りあえず初日の作業はココまで。

部屋に帰ってビールを飲んで飯を食って風呂に入って翌日の作業に備える。タモさんは当然お泊り。
2007/12/02

作業二日目。降ろして横倒しになっているエンジンにフレームを被せ、左から付けられるエンジンマウントボルトを付ける。フレームを起こす前にフロントフォーク&ホイールも取り付ける。
んで、車体を起こす。
後は、バラしの逆の作業でガンガン組み立てるだけ。とはいえ、組立ての方が時間は掛かりますけどね。
今回の作業に先立ち、「GARAGEささを」に風除けの臨時カーテンを設けておいた。
既に12月で寒いし、今回の仕事は長時間になるので、寒さ対策は必要かと思いましてね。

単純にホームセンターで売っているツッパリ棒と270x180のブルーシートとS字フックだけの簡単なものですが、効果はなかなかのもので、カーテンの向こう側にはハロゲンヒータ1基だけで寒さを感じずに作業が出来た。
マフラーも取り付け、エンジンガードも取り付け、作業も終盤。
フォークの締め付けボルトをトルクレンチで締め付けたり、の最終の細部確認中。
車両の作業完了。
タモさん片付け中。

と、ざっとご報告しましたが、かなりの作業量でした(^.^)

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