「ラジオアンテナ移設(その2)」(2009/05/23)

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左後ろに位置している、このアンテナを右側に移設します。
ざっくりと取り付け寸法などを測っておきます。
アンテナ移設後、車高アップのスプリングを入れる予定なので、現状でのアンテナ取り付け部のルーフと天井のクリアランスを測っておきます。
左側もね。

さて、作業に取り掛かろうとリアのハッチを開けたら、嫁がまとめ買いしてきた、重量12kgもあるミネラルウオーターが積んであった(-"-)
ということで、ミネラルウオーターを下ろして再測定。
左側も。。
リアハッチを開けたところ。

本当に天地方向に余裕がありません。
まずは助手席側から作業をする為に、車を右に寄せます。

左右方向にも余裕はないですねぇ。
現状のアンテナと天井の一番クリアランスの狭いところ。
リアのスライドドアを開けて、カバーを外します。
カバーが外れました。
次に2列目シートのシートベルトの下側を外します。
3列目シートのシートベルトの下側も外します。
内装を剥がすにも手順を守らないと内装を傷めるので、色々と面倒くさいです。
ハッチゲートの下側のカバーも外します。
リアタイヤハウス周辺の内装を外します。
窓枠の内装も外します。
ここまで外すとアンテナの配線の一部を見ることが出来ます。

マニュアルで大体の配線の引き回しは調べていたが、マニュアル通りに助手席側の上の淵を通ってきたアンテナの配線は、このCピラーの所で一旦下に下げて、コネクタで接続された後、再度上に上がってアンテナに行っている。

私の当初の作戦は、新たに配線を運転席側の上の淵に新設しようかと考えていたが、マニュアルを見て、この一旦下に持って来て再度上に持ち上げるという、余裕分の配線の長さを右側に持って来る事が出来る筈では?と作戦を切り替えたが、開けてみて、この部分の配線を外して、新たに移設予定の場所まで伸ばしてみたら充分に届く事が判明。

新たに新設するよりも手間が掛からず、また延長コードとかを使って接触抵抗を増やすとかではなく、良い方法だと思ふ。
今度は、車をガレージの左に寄せて同様の内張り剥がしの作業となる。
運転席側も内装剥がしはここから始まる。
助手席側と同様に、とにかく、ガシガシと内装を剥がす。

次は、天井を部分的に剥がすが、3列目シート上部にあるルームランプのレンズを外し。。。
そこから、ルームランプ本体も外す。
天井を押さえているクリップ2個も外すと、ルーフと天井に隙間を作れ、アンテナの取り付け部分を見ることが出来る。
これがアンテナを内側から見たところ。
アンテナを外します。

アンテナを取り付けているナットは手で回るくらい緩いトルクで締まっていた。

これは、新車で納車後15分でアンテナベースを嫁がぶつけた影響でルーフが少し歪んだ事などが影響していたんじゃなかろうかと思う。
Cピラーに這わせてあった、アンテナケーブルを外し、この後、運転席から来ている残りのケーブルも剥がして、ルーフと天井の間を直接アンテナ移設先に向かわせるように配線する。
アンテナを取り外した後の穴。
A4の紙をあてがい、型紙を作ります。

コレを裏返して、移設先の位置決めに使います。
アンテナの移設先を内側から見たところ。
押し付けて型取りした、型紙に実線を入れて、型紙の完成度を上げます。
穴の寸法はこんな感じ。
移設予定地にマスキングテープを張り、型紙で決めた位置をケガキます。
剥がした内装部品はこんな感じで置かれてます。(^^ゞ
アンテナを外した状態でのガレージ天井とのクリアランス。
車の位置によってはハッチの根元がガレージの天井に当たるので、こんな風にツッカエ棒を使って作業をしていました。
アンテナの移設先には当然穴を開けなくてはならないので、ドリルでの金属のカスを回収する為に、お菓子の缶の蓋を、穴を開ける予定位置の下に突っ込んでおく。
いよいよ穴あけですが、ちゃんと踏み台を用意しました。
呼び穴は3mmのドリルで。
メインの大きい穴はステップドリルで穴を開けます。
1辺15mmの正方形の穴を作るので、ステップドリルでは14mmの穴を開けることにしました。

間違って行き過ぎないように、テープで印を付けておきます。
呼び穴を3mmで5箇所開けました。
センターに14mmの穴をドカン!と開けます。
ここから先の正方形への整形はエアリュータで行います。
で、こんな感じになりました。

バリっぽく見えるのは、マスキングテープで板金のバリは余り出ていない。
マスキングを剥がします。
穴のサイズ確認の為に、自作の蓋を付けてみたらスッポリとハマってしまった。

わたし的には、小さめの穴を作ってから、徐々に整形しながら穴を大きくしていこう、と、思っていたのだが。。。一発で良い感じでハマってしまった。

個人的にはもっと美しい正方形を作りたかったが、その為だけにいたずらに穴を大きくするのはやめておいた。
バリ取りと仕上げの整形は棒ヤスリで行いました。
板金の削った部分の錆止めは、いつものセプターを塗布した。
ドリルの削りカスはこれくらい。
元々のアンテナは前述の様に、ブツケタ実績があり、ルーフも微妙に凹んでいたので、「ひっぱり君」で修正を試みた。
2回くらい引っ張ったが、穴の影響か?あんまり上手く引っ張れない。。。
部分的に膨らむような結果になりそうだったので、これ以上の整形はやめておいた。

既に若干部分的に微かに膨らんでいる。
蓋の取り付けには薄く、液体パッキンを塗布した。
で、こんな感じです。

白といっても、車体の塗装の白とは若干違うのだが、まあ、及第点でしょう。

ホワイトではなくロスホワイトの缶ペの方が良かったかもしれないな。
一見上手く蓋が出来たように見えても、この写真の蓋の右側にはルーフとパッキンに僅かな隙間があり密着はイマイチである。

「ひっぱり君」で変に引っ張ったので平面が上手く出ていないのであろう。
アンテナの移設先の穴。
こちらはルーフが歪んでいないので、液体パッキンを使わずそのまま取り付け。
あとは、内装やらシートベルトを元に戻します。

写真はシートベルトの取り付けはちゃんと規定トルクで締め付けていますよ、という証拠。カメラを右手で操作していたので、かえって不自然な写真となっている(^^ゞ
で、こんな感じに仕上がりました。
前述の蓋の隙間が気になったので、蓋の上にタオル、その上に木の板をあてがい、パンタグラフジャッキで軽くプレスしたら、良い感じで馴染み微かな浮きは解消いたしました。
蓋の色はボディーと同色の白ではなく、アンテナベースと同色の黒の方が良かったかなぁ、、、とも思うが、、、まあ、いいでしょう。
うーん、これで車高を上げる準備は概ね整ってきた。
まあ、何とかなりそうな気がするぅ〜。
あると、思います。
この日の作業時のガソリンは8分目?

走行距離はまだ1万キロ乗ってなかったのね。
ガレージが狭いと色々苦労するねぇ。。
   
   

 

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