「ゼファー400車検取得」(2005/05/02)

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無事4月29日に源さんにトランポで運んでもらったゼファーが「GARAGEささお」に入庫しました。これで、一時的?とはいえ「GARAGEささお」にバイクと呼べる物体は8台になってしまった(-_-;)


暦通りであれば5月2日は平日ですが、ウチの会社は特別休暇となっており、平日に休める訳です。この平日を利用しない手はない、と、この日にゼファーの車検を取る事を計画。

まずは、自走で車検場に持って行くためには、仮ナンバーを取得しなくてはならない。
ネット上で色々調べてみると、自賠責に入っていなくては、仮ナンバーを発行してもらえない(臨時とはいえ公道を走るのだから当たり前ですね)という事で、5月2日から有効になるように自賠責に加入、ついでに任意保険も入っておいた。保険屋さんは有効な車検証の無い状態での任意保険の加入を少々渋っていた(前例が無いような話も)が、車検が切れている車両でも車検取得を前提に公道を走れるのだから、保険がかけられてしかるべきでしょう、と説明し、保険に加入できた。

電話で5月2日の午後に川崎の車検場に車検の予約を入れた。5月2日の午前中に区役所で仮ナンバーを受ける予定だったので、車検は午後にしておいた。
聞いた話では、地域によっては仮ナンバーを取る際に車検の予約番号を問われる事もあるそうな。
車検とは関係ないが放置車両にありがちな、ダストシールの芯が錆びてめくれてしまっている症状がこの車両にも認められた。めくれ具合によっては、このまま走るとフロントフォークのインナーパイプに傷を付けてしまう事もあるが、この車両は幸いそこまではイッてなさそう。一応、念の為にCRC556を吹いておく。

左側も同様。私の経験からすると、ダストシールがこういう錆び方をしている場合は、オイルシールを抑えるクリップもサビサビになっている場合が多い。
右のリアサスも薄っすらとオイルのにじみがある。
ネットオークションで程度の良いものを落札して交換したいところである。
5月2日

この日は朝イチ、ゼファーのエンジンをかけるも、イマイチ調子が悪い。
エキパイを触ってみると2番と3番気筒がちゃんと燃焼していない感じである。プラグを外してみるとカブッっている状態。パーツクリーナで洗浄してエアーで乾かして取り付けると、エンジンはすんなりかかり、アイドリングは綺麗に安定しているが、空ぶかしすると中間の回転で少々引っかかる。一応キャブのドレンからガソリンを抜いて、再度エンジンをかけると、今度は中間は良くなったが、上の回転で引っかかる感じに変わった。
とりあえずこの段階で軽く洗車して、スカイウエーブで区役所へ。連休の狭間の平日だからだろうか?区役所の駐輪場は結構混んでいる。が、区役所の中に入るとそんなに混んでいなかったから、区役所の用事以外の人が駐輪場に駐輪していただけなのかもしれない。
仮ナンバーは原付とかのナンバーの交付と同じ係かなぁ、などと思っていたが「庶務係」でした。庶務係のあるフロアは一段と空いていました。
750円の収入証紙と自賠責保険の原本を提示して、申請書類を記入して捺印。そして出てきた仮ナンバーがかなり巨大^_^;。。。。「あのー、自動2輪の400ccなんですけど、、」と言うと、「あっ、バイクの方にはちょっと不評ではあるんですが、車種に関わらずこのサイズなんです、すいません」との事。取り付け穴は4つで、どうも自動車とトラックの取り付け穴しか開いてないみたいだ。どう見てもバイクにはボルトオン出来そうに無い。
 


まあ、取り付けはどうにでもなるだろうと、一旦自宅に戻り、早速仮ナンバーの取り付けの検討に入る。しかし、デカイ!!。
結局、タイラップでリアウインカに括り、そのままでは暴走族のように風圧でナンバーがなびいてしまうので、下側の押さえはガムテープとした。仮ナンバーは異様にデカイので、もともとのナンバーは被せるだけで充分隠れるので外さなかった。

これでようやく公道を走れる車両となった。
光軸調整に必要な工具と仮ナンバーを留めているタイラップを切るニッパーと必要書類をリュックに入れて出発。
まずは、ガソリンスタンドに行ってガソリンを5リッター入れた。いつもの馴染みのガソリンスタンドだが、仮ナンバーを見て不思議そうな表情をしていた。
ガソリンを入れた後は、空ぶかしでも1速で引っ張ってみても上の回転での引っ掛かりが無くなり、エンジンは快調そのもの、アイドリングはタコメータの針もピタリと1500rpmで止まっている。どうやら、タンク内に残っていたガソリンが変質していて吹け上がりが悪かったようだ、新鮮なガソリンを5リッター足したので、粗悪ガソリンが薄まってエンジンが快調になっただけのようだ。

車検場への道すがら、信号待ちの度に後ろから来た、バイクに仮ナンバーを不思議そうに見られるのは、ちょっと恥ずかしい気分にもなった。何か話しかけられたら「どう見ても普通のゼファーにしか見えないが、現在開発中のハイブリッドバイクの公道テスト中なんです」とか、程よく笑える嘘でもついてやろうかとも思ったが、話しかけられることは無かった。



 

車検場に着いたら、即、仮ナンバーを外し、建物に入り、継続車検用の種類を購入し、重量税と検査登録の収入印紙を購入。次に納税の確認をしから、受付へ。
一通りの書類の確認と整備手帳の確認が済んでから、「1番レーンで車両の検査を受けて下さい」の指示を受ける。
今まで何度かこの車検場には着ているが、いつも1番レーンはバイクオンリーだったのに、この日は何故かピレリのサポートバンが1番レーンに並んでいた。その後ろに業者さんと思われる人と私同様のユーザー車検と思われる人がバイクと一緒に5名くらい並んでいた。やはりGW中の平日ということで、いつもより混んでいる感じである。私の番が回ってきて、書類のチェック車体番号のチェック、灯火類のチェックなどの後に、ブレーキの確認用の機械に乗り、指示通りに前ブレーキ、後ろブレーキをかけて問題なし。次に光軸の検査となるが、結果は「光軸が下向き過ぎる」と「光量が足りない」と言うことで不合格。

後ろに並んでいるバイクの台数も増えてきたし、自分で感覚的に調整して合格するまで何度も試験を受けても良いかと思ったが16:00までに検査が終了しないと時間切れアウトで後日の再検査となるとの事だったので、ちょいと勿体無いけど隣接する予備車検屋に行って2100円を払って光軸調整をしてもらった。が、私は上下方向で不合格になったと言っているのに、「こりゃ左右だな!」と断言して何故か左右方向に調整をした。

試験レーンに戻り、光軸の試験だけを行ったが、検査員より「目で見ただけでレンズが左に曲がってますよ」と言われ、不合格。再度、予備車検屋に言って「さっきやってもらったけど、光軸が左に寄り過ぎていて不合格になったよ」と、再調整を依頼「上下は簡単なんだけど、左右はねぇ、、、云々」と言い訳がましい事を言っていたが、2度目の方が時間をかけて調整してくれた。

試験レーンに戻り今度は合格。。。(^^)
光量不足に関してはアイドリングを3000rpmに上げて対応した。最初はノーマルバルブにノーマルレンズで光量不足と言われてもなぁ、と思っていたが、業者の人と思われる人たちが光軸検査を受けている時にアクセルを結構開け開けにしているのを目撃して、早い話がそれで良いのね、と悟った訳です。

検査が全て終了した書類を提出して新しい車検証とシールを受け取って車検は終了となりました。

車検場から帰宅する途中で区役所に寄って、仮ナンバーの返却もしました(*^。^*)
 

そうそう、この車両は左側のバックミラーが欠品していましたので、事前にネットオークションで新品を800円で落札しておりました。でも送料が800円だったのであまり得した気分にはなっていない。車検は右側だけでもOKでしょうが、自分がいざ運転するとなると右側だけでは嫌ですからね。

 

 

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