「タンクにエクボは要らない」(2005/05/08)

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このゼファーには、写真のようにエクボがある。
女の子の顔にあるエクボは可愛いが、タンクにエクボは必要ないでしょう、ということで、この辺を美容整形できないかと、ネットで色々調べてみました。

板金の凹みを直す「ひっぱり君」なるもののキットがある事を発見。早速注文してみた。
5月8日に「ひっぱり君」が届いたので、早速開梱。
キットの内容はざっとこんな感じです。
コレはヒートガンとヒートガンに挿入する熱で溶かして使うボンド。
このボンドをエクボに貼り付けて引っ張り上げるという仕組み。
これが、その引っ張り上げる道具。左上2つのタブにボンドを塗布してエクボに貼り付けて、タブのネジ部を、下の治具の中心の穴に被せるように挿入し、右上のハンドルでタブのネジ部を締め上げて、エクボを引っ張り上げるというものだそうな。
左の小瓶は脱脂用の液体、ボンドを付ける前に、エクボを脱脂する為のもの、実際にはパーツクリーナで用が足りたので使わなかった。

真ん中は、引っ張りすぎて膨らんでしまった時に叩く為の棒だそうだが、これも今回は使わなかった。

右のプラスチックスクレーパーは引っ張った後に残った硬化したボンドを剥がす為のものらしいが、こいつも使わなかった。
ここから、実作業の画像。

タブにヒートガンで溶かしたボンドを塗布して、エクボに貼り付ける。
貼り付けてから5分間待つように説明書には記載されていたので、タバコを1本吸う。
タブに治具(英語名はプリングブリッジだそうな)を被せ、タブを引っ張り上げるハンドルをセットして締め上げて、タブを引っ張り上げていく。すると「ポコンッ!」というか「ペコンッ」というか、音がして、タブとボンドが剥がれる。

この写真のようにタンク側にボンドが残る。こいつにパーツクリーナを吹きかけてやると、概ねシールを剥がす程度の感覚でボンドはタンクから剥がせる。

ボンドを剥がしたところ。

最初の段階よりエクボが浅くなっている。

この作業を何度か繰り返してエクボを消していく訳だ。
2回目。まだエクボは残っている。
3回目。ピンポイントで引っ張り上げようとしてボンド少な目で引っ張ってみたが、充分引っ張る前にボンドが剥がれてしまい、2回目と大差無し。
4回目。今度はボンドを多目にしたのでキッチリ引っ張れたようで、エクボは浅くなった。
5回目。だいぶコツは掴めてきたので、段々と手際が良くなってきた。
6回目。エクボが浅くなってからの方が、1回の引張りに対する変化は小さくなってきてしまう。
もう、この辺で止めても良いくらいの出来にはなっている。
7回目。最後の仕上げの一発として引っ張った。
まあ満足のいく出来となった。
別の所にも小さめの、エクボがあったので、こちらも美容整形する事にした。

ボンドを塗布したタブをエクボに貼り付ける。同じく5分待たなくてはならないので、タバコを1本、と、思ったが、ウチとお隣さんのウチとの境界線付近に、ここ数週間で急遽発生した、小ぶりなアリ塚をやっつける事にした。

水攻めの後に、「アリの巣コロリ」の類似品を散布。アリには申し訳ないが、大きな巣を作るならもう少し場所を選んでくれれば、処置しなかったのに。。
1回目の引っ張り後。この時点でかなりエクボは直っている。
2回目の引っ張り後。余り大差は無いが、これで美容整形は終了とする。
   

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