SkyWave400(CK42A)
2007/01/27 ヘッドライトバルブ&スパークプラグ交換
2007/03/31-2007/04/01 チャイルドシート検討
2007/06/25 ETCアンテナ台座ピロボール破損応急処置
2008/01/05-2008/03/20 大規模メンテナンス
2009/01/01-2009/01/12 駆動系修理&オーバーホール
高速道路二人乗り解禁という新しい時代を迎えまして、、、というか、2004年12月の靭帯損傷で入ってきた保険の金額が思いの他、多かったからと言いますか、この度、スカイウエーブ250をドナドナして、スカイウエーブ400が新たに「GARAGEささを」の一員になりました。初回登録が平成12年の中古ですが、まあ程度の良い物が手に入りました。
12月に転倒したスカイウエーブ250を、保険で下りてきた金額内で修理しなさい、との、我が家の大蔵省からのお達しがあったのですが、保険で入ってきたお金が予想外に多かったので、試しにネットオークションで車両を検索してみると、中古なら何とか買えてしまいそうな感じで、機能的には何ら問題の無い、傷ついた外装の修理だけに数万円かけるのもちょっとなぁ、と思いだしてしまい。250のパワーも高速二人乗り時代に、もっとパワーがあったらなぁ、、などとも思ってしまい、大蔵省に相談したら、400のスクータを購入しても良いとの事。
加えて保険で手にした額を多少超えても良いから、どうせ買うなら良い物を購入しなさい、の一言を添えてくれた。
ウチの奥さんはSUZUKIファンなので、スズキ車であることも縛りの緩い条件でもあったのですが、この辺の話し合いの中で、大幅に金額は跳ね上がるもののスカイウエーブ650の購入も話題になったが、これは私が止めておいた方がいいと説明して消滅。私も奥さんもスカイウエーブ650は試乗して、良いスクータであることは理解しているんですが、乾燥重量が約240Kgで足付きがリッターバイク並みなので、スカイウエーブ250/400の気軽に乗れてかつ便利、というのとは別物になってしまうため、構えて乗るバイクならGSFがあるのでスカイウエーブ650は止めておいた。
私にとってのスカイウエーブ650は、ゴールドウイングのスクータ版といった感じなのでね。。。 スカイウエーブ400は型式からすると、大きく分けてCK41K、CK42K、CK43K、と3つのジェネレーションがあるんですが、今回購入したのは2代目に当たるCK42Kにしました。現行最新
型のCK43Kは若者向けのデザインで街中でもローダウンして煩いマフラーを付けているのを良く見かけるので、漠然と最新型は避けました。また、CK43Kからインジェクションになっていますので、インジェクションも面白そうだけど、まだキャブを弄り倒してないし、何かモディファイをするにしてもキャブベースの車両の方が安価に済みそうですし、今までのノウハウを活かし易いですしね。
新たに購入したスカイウエーブ400は車検切れの車両だったので、購入した業者さんが適価で車検を通して納車してくれるとの事だったので、業者にお願いし、4月4日に車検を通してもらい、そのまま納車してもらいました。因みに車検は4月ですが、自賠責は3月末日に入ってもらいました。4月からは自賠責の金額が上がるので車検前の3月中に入っておいて、4月1日の段階で名義変更(車検と同時)が完了していると税金が直ぐに来てしまうので、時間差攻撃をしました。
新しい400ccのスクータは、当たり前ですが250ccよりもパワーがあり、いい感じですが、250cc、400ccに関わらずスカイウエーブという車種の味付けなのか?ゼロ発進はもたつき気味である。但し若干もたついたとしても、400ccのパワーなら気にならない範囲のもたつきである(でも結構気にはしている)。この辺はエンジン特性ではなくゼロ発進時から遠心クラッチのミートする特性やプーリーの特性に起因してそうな感じなのだが。。。
エンジン特性で少々意外だったのが、SR400並みにドコドコ感があるところで、大きいスクーターに乗る人はこういう鼓動感を求めているのだろうか?と、ちょっと疑問に思った。 250はエンジンにバランサーが付いていて、鼓動感は綺麗に消えているのだが、400にもバランサーは付いている筈なのだが?、付いていたとしても味付けという形で鼓動感を残したのかもしれない。 また、250はパワーが無い(比較論において)分スムースにエンジンを回して走る感じなのに対して、400は変速がロングギアードっぽくなっていて、トルクで走るような感じである。
250が初期型なのに対して、今回購入したのはビッグマイナーチェンジ後の車両なので、細部が異なりますが、シート高が若干高くなっていたり、シート下のトランクスペースが大きくなりフルフェイスが2個入る(初期型は1個)ようになっていて便利になっている。フルフェイス2個入るようにする為に、タンデムシートの位置が初期型に比べて、かなり高い位置にあるので、二人乗りした時の安定感が若干損なわれている感じである。
また、このタンデムシートの位置が高い事に起因しているのでしょうが、タンデム走行していると、フレームの捩れを感じてしまいます。初期型250にはそういう捩れはあまり感じなかったので、残念なところである。それほどスピードを出していない状態でもS字のような切換えしを伴うような走行をすると、顕著に捩れを感じ、運転席より後ろが半拍遅れて「よいしょっ!」っと遅れて追従してくる感じでよろしくない。でも、しょっちゅうS字の切換えしをする訳でもないのでこんなものでも良いのかもしれない。
あと、この車両には、ご丁寧にグリップヒータとナックルガードが付いている。個人的には、グリップヒータは握りが太くなるので好みではないが、取り外す程嫌いでもないのでそのままにしておこうと思う。きっと冬場には役になってくれる事でしょう。ナックルガードは取り外したくなる程、不恰好ではあるが、まあ、当面はこのままの仕様で乗ろうと思う。
と、そのまま乗ってみると、ナックルガードを付けた状態で運転すると、狭いところを走るのが難い事が判明。
普通のバイクは正面投影の形状はざっくり言って、T字のようになっているから路側帯を縁石ギリギリを走行しても大丈夫だが、スクータで同じ事をすると縁石とスクータのボディはぶつかってしまうので注意が必要だが、目線とは別に視界の片隅で縁石との距離を測って 走行するが、ナックルガードをつけたスカイウエーブでは丁度、視界の片隅で縁石との距離を測っていたエリアを隠されてしまうので、どうにも、 狭いところを走るシチュエーションは難しくなる訳です。純正のナックルガードは無骨なほど大きく、特に上下方向にも大きいのが災いしているようである。
でも、グリップヒータはナックルガードと併せ技でハッピーになれるというのが、もっぱらの評判であり、先日、寒い日の早朝にグリップヒータを効かせて走ってみたら確かにハッピーであった(^・^)。